
Reina Umeda Topics
婚活イベント @ Speak Low
平成26年6月29日(日)
Open 13:30 Start 14:00 Cloze 17:00
場所 Café & LiveSpace Speak Low ☎087-837-0777
〒760-0062 高松市塩上町3丁目20-11Field of Soul 1F
募集 男女とも40歳くらいまでの未婚の方 各12名
会員以外の方も大歓迎です!!!
ジャドール・シャンソン愛好会 プチ・コンセール 12th
ジャドールシャンソン愛好会メンバー(歌)
別府葉子(司会・音楽指導)
梅田玲奈(Pf.)、神崎薫(Bass)
日時:2012年10月12日(土)13時30分開場 14時開演
会場:まなびCAN 多目的ホール
(高松市片原町11-1 Tel 087-811-6222)
料金:無料
10月のライブ・イベントのご案内
●ジャズライブ①
小野ハンナ(Vo.)、梅田玲奈 (Pf.)
日時:2013年10月2日(水)20時30分開演予定
会場:エトランゼ
(高松市瓦町1-21-1 Tel 087-837-6334)
●ジャズライブ②
梅田玲奈(Pf.)、浜野光男(Bass)
日時:2013年10月4日(金)20時30分開演予定
(20時30分~、21時30分~、22時30分~
各30分3セット
*時間が変更になる場合もあります)
会場:So Nice
(高松市丸亀町9-26 杉山ビル2F
Tel: 087-873-2117)
●ジャズライブ③
Mihoty(Vo.)、梅田玲奈(Pf.)
浜野光男(Bass)、桝井正弘(Ds.)
日時:2013年10月11日(金)21時開演
(21時~、22時~、23時~
各30分3セット)
会場:Swing
(徳島県徳島市秋田町2丁目36 木村ビル2F
Tel: 088-622-9669)
●ジャドール・シャンソン愛好会
プチ・コンセール 12th
ジャドールシャンソン愛好会メンバー(歌)
別府葉子(司会・音楽指導)
梅田玲奈(Pf.)、神崎薫(Bass)
日時:2012年10月12日(土)13時30分開場 14時開演
会場:まなびCAN 多目的ホール
(高松市片原町11-1 Tel 087-811-6222)
料金:無料
●匠フェスタ2013
日時:2013年10月12日(土)13時〜18時
13日(日)10時〜18時
14日(月)10時〜16時
会場:サンポート高松 デックスガレリア
[ステージライブ]
12日 フェリアード
13日 中村俊哉&梅田玲奈DUO SNUFKIN
14日 篠笛&PIANO DUO ニーナ
*ライブ時間未定(午後に2セットの予定)
●ジャズライブ④
菅涼子(Vo.)、梅田玲奈(Pf.)
日時:2013年10月16日(水)21時開演予定
(21時~、22時〜
各30〜40分2セット
*時間が変更になる場合もあります)
会場:So Nice
(高松市丸亀町9-26 杉山ビル2F
Tel: 087-873-2117)
●ジャズライブ⑤
青柳妃姫(Vln.)、梅田玲奈(Pf.)
日時:2013年10月23日(水)20時30分開演予定
会場:エトランゼ
(高松市瓦町1-21-1 Tel 087-837-6334)
●秋のジャズ祭り
日時:2013年10月26日(土)〜27日(日)
会場:シェラ・リゾート湯沢
(新潟県南魚沼郡湯沢町岩原スキー場内
Tel 025-787-3250)
出演:Re-Rex (中川卓也・梅田玲奈・野呂尚史)
宮之上貴昭スーパー・クインテット
(宮之上貴昭・岡淳・吉岡秀晃・清水昭好・井川晃)
*詳細はチラシ参照
☆ その他レギュラー出演
1(火)珈琲哲学
3(木)JRホテルクレメント高松 20階フィオーレ
8(火)珈琲哲学
10(木) JRホテルクレメント高松20階フィオーレ
15(火) 珈琲哲学
17(木) JRホテルクレメント高松 20階フィオーレ
22(火) 珈琲哲学
24 (木) JRホテルクレメント高松 20階フィオーレ
29(火) 珈琲哲学
音秋遊 屋島音楽堂
日時:2013年9月23日(祝・月)12時30分〜18時
会場:四国村
料金:前売3,000円、当日3,500円
チケット販売 四国村事務局 087-843-3111
お問い合わせ 屋島音楽堂実行委員会 087-862-0345
Reina Umeda Piano Trio Live ~Feelin’ Groovy~
(2007年6月8日 スピーク・ロウにて)
[ メンバー: 梅田玲奈(Pf.) / 神崎薫(Bass) / 山田香織(Ds.) ]
2006年の秋から高松に帰郷していたドラムの山田香織さんと意気投合し、一度本格的にピアノトリオライブをしようということになりました。よくご一緒している徳島の神崎薫さんからもすぐにOKの返事をいただき、4月に活動開始!
選曲に関しては、確か香織さんが、「ジャズのスタンダード的な曲で固めた方が」といったようなことをおっしゃっていましたが、この路線は私にとって本当によかったです。それまではついついジャズの枠から外れた曲ばかり選んできたので、スタンダードをもう一度きちんと見直すいいきっかけになりました。一方で香織さんが「是非やってみたい」と紹介してくださった曲の1つが、彼女が大好きなスティービー・ワンダーの "Ribbon In The Sky"。彼の隠れた名曲だそうで、私自身は初めて聴きましたが、愛についてピュアに歌い上げた曲で心底ジンときたので、「やりましょう~」と言いました。香織さんがまさに「小躍り(!)」したのを覚えています。リハーサルで香織さんと神崎さんを少々苦しめてしまったのが私のオリジナル曲の "Hibiscus"。私自身どうスタイルを説明したらよいのか分からない曲で(ラテン・・・ではなかったような)、しかも長くてエネルギー消耗しまくり。挙句の果てには「殺しのハイビスカス」なんて副題をいただく羽目に(笑)。
さて、6月8日は本当にたくさんのお客様にお越しいただき、こちらの意気込みもぐーんとアップ。お客様の力ってすごい。いつの間にかものすごく盛り立てていただいた様な気がします。おかげさまで、こちらがノリノリになれました☆ 3人ともとにかく思い切り演奏しまくって、各セットの最後のチェイサーでは以前ライブで演奏した "Peter Gunn Theme" を。この曲にたどりついたときには緊張もとけて、私自身メンバー紹介の際、お客様と一緒に手拍子していました!嬉しかったのは香織さんと神崎さんの楽しそうな表情。ああ、やってよかった、と一番に感じた瞬間でした。
本当にどうもありがとうございました!!
・・・因みに、渡米する山田香織さんのためにスピークロウで開いた大セッション(9月24日)で、この3人で あの "Hibiscus" を演奏しました!
演奏曲目:
- Billy Boy
- Au Privave (Charlie Parker)
- Love For Sale (Cole Porter)
- Georgia On My Mind (Hoagy Carmichael)
- It's All Right With Me (Cole Porter)
- Capriccio (Reina Umeda)
- Hibiscus (Reina Umeda)
- Ribbon In The Sky (Stevie Wonder)
- Desafinado (Antonio Carlos Jobim)
- That's All (Alan Brandt)
- Boogie Stop Shuffle (Charles Mingus)
年始のご挨拶
あけましておめでとうございます。
「師走のごあいさつ」で特に印象に残っているイベントをいくつか選びだして、年内にそのエッセイをご紹介するつもりです。
と書いたのですが、PCトラブルでできずにおります。申し訳ありません。しばらくお待ちくださればと思います。
それでは今年もどうぞよろしくお願い致します m(_ _)m
第二回ワークショップの写真を公開しました
先日15日は第二回ワークショップを開催しました、ありがとうございました。
今回撮影した写真を公開しましたので、以下のアドレスからアクセスしてください。
http://picasaweb.google.co.jp/rereumeda/2REINASMUSICWORKSHOP
B. J. Thomas(pop-country singer)- 私の好きなアーティスト その1
一応私、ジャズピアニストではありますが、ではどうして最初に取り上げるアーティストがジャズミュージシャンではないの?と思われるかもしれません。
実は、とにかく今この方を一番に出さずにはいられないくらい、大ファンなのです。
B.J.トーマスについて簡単に説明すると、彼は1942年米国オクラホマ州で生まれ。テキサス州を拠点に活動しているポップス&カントリー歌手です。代表曲は映画「明日に向かって撃て」の挿入歌 “Raindrops Keep Fallin’ On My Head”。スティービー・ワンダー、キャロル・キング等の豪華メンバーを迎えてのスーパーセッションをまとめたアルバムもあります(これは聴きごたえ抜群)。
私にとって歌声でこれほど魅了されたのは初めてでした。声質が私好みだったことも大きいですが、彼の歌い方は包容力があって伸びやか、バックの演奏がなくても彼の歌声だけで十分癒されると思ったくらいです(実際、インストゥルメンタルの音量が大きくて彼の声が十分聞こえない曲に対し、憤慨したことも)。
といっても、長年のファンというわけではありません。B.J.トーマスの存在を知ったのは何と昨年の8月。過去40数年のビルボードチャートをまとめた本をみていて、彼が前述の“Raindrops Keep Fallin’ On My Head”を歌った人だと知りました。彼のヒット曲を集めたアルバムを手に入れて初めて聴いたのは同年12月の初め。それ以来、特に車の運転中は彼のCDをかけていることが本当に多いです。演奏の仕事を終え、帰りの車の中で彼の歌をかけると、疲れも嫌なことも見事に吹っ飛んでしまいます。
今のところ、彼のCDは手元に5枚あります。個人的に好きな曲は、“Hooked On A Feeling”, “Eyes Of A New York Woman”, “Wind Beneath My Wings”,
“Whatever Happened To Old Fashioned Love” などです♪
先日、彼の2005年のライブ盤を購入。もう60歳を過ぎているので、声にも衰えがみえるのでは・・・と心配しながら聴いてみると、とんでもない。歌声にさらに磨きがかかり、心にずしんと響きました。特に“Amazing Grace”は圧巻。彼の健在ぶりが感じられて、嬉しくなりました。
蛇足ですが、今年の生徒の発表会で、私自身は“Raindrops Keep Fallin’ On My Head”を弾き語りする予定です。歌はかなり下手なので、現在特訓中(笑)。
rere-musique.info プレオープンのお知らせ
ジャズピアニスト梅田玲奈公式Webサイト rere-musique.info の制作を仰せつかっております、
スタジオとみっぺ太田と申します。
このたび、本Webサイトが、イベント情報のご案内のみではありますが、プレオープンの運びとなりました。
今後、プロフィールなどの基本情報だけでなく、ブログもオープン予定ですので、その際は、どしどしコメントを下さればと思います。
これからも梅田玲奈に変わらぬ応援を、よろしくお願いします。
第2回梅田玲奈ジャズピアノリサイタル
(2006年6月16日(金)香川県県民ホール・アクトホールにて)
前の年に1度リサイタルをしたので、「今年は準備の方も手順が分かっているから大丈夫!」・・・なんて思っていましたが、むしろ2回目の方が大変でした。やはり、すべてにおいて第1回目と比較してしまうのです。また、第1回目を越えなければ・・・と思うので、余計な力が入ってしまうことがしばしばありました。
実行委員は前年お世話になった方々がこの年も引き受けてくださいました。皆さん、それぞれのお仕事で超多忙な方ばかりなので、頭が下がる思いでした。私も少しずつ自分で動いていけるようにならなければと感じ、色々頑張ってみましたが、普段から天然で「抜けた」ところがあるので、うまく作業がこなせず、自分の情けなさを痛感するばかりでした。
それまでしばらくの間ピアノソロが主流になっていましたが、第1回のリサイタルのあと、「いろんな楽器の音が聴きたかった」というご意見もいただきましたので、今度はピアノトリオも入れようと考えました。ベースは徳島市在住の神崎薫さん、そしてドラムは淡路島出身で神戸市在住の、当時弱冠20歳(21歳?)だった定岡弘将さんにお願いしました。よって第1部はピアノソロ、そして第2部はピアノトリオという構成になりました。
ジャズスタンダード・他のジャンルの曲・オリジナルという方向性は第1回と同じでした。しかし、前回は一般によく知られた曲を中心に選んだのに対し、第2回はより自分自身の内面にこだわり、それに合った曲を取り上げました。「人生」に関する曲も2つありました(「時の流れに(Avec Le Temps)」、「マイ・ウェイ(My Way)」)。少々分かりにくい、とっつきにくい曲もあったかもしれません。
チラシ裏に載せる推薦文は前年と同じくFM高松ディレクターのアンリさんに、プログラム載せる「ごあいさつ」は丸亀市にあるジャズクラブ「D’s Club」マスターの冨山利三さんにそれぞれ書いていただきました。どちらも素晴らしい文章でした。前の年もそうでしたが、いただいた推薦文・ごあいさつを拝読すると、自分ではそれまで気付かなかった、第三者からみた私の音楽性等にふれることができ、それが新たな自信につながっていきました。
当日のMCは、県内を中心にさまざまなイベントを企画・出演されているるいままさん。お体の具合が良好とはいえない中、1曲1曲について見事な解説文を書き、ステージで披露してくださいました。プログラム表紙の絵は、高松市在住のイラストレーター・中尾麻沙也さんが担当。街の夜景の絵をお願いしていましたが、完成した絵を拝見すると、私がかつて音楽留学していた米国ボストンの夜景にとても似ていてびっくり!遊び心のある素敵な絵でした。
本番当日までは超ばたばた状態、しかも緊張で心臓がつぶれそうになるときもありました。しかしその本番を迎え、ステージから沢山のお客様の姿を目にしたときは、それまでの疲れは一気に消え、あまりの嬉しさに笑みを隠せませんでした。
このリサイタルの演奏曲目からいくつか取り上げてみます。
第1部最後にピアノソロで演奏した「チャーリーとチョコレート工場」の2曲メドレー。前の年にこの映画を観て、使われている音楽のユニークさに惚れ込み、「絶対この曲を今度のリサイタルで演奏する!」と心に決めていました。チラシにも早速このタイトルを出したくらい意気込んでいたのですが、アレンジは相当苦労しました(笑)。もともと個性的な曲をさらに個性的なものに仕上げるにはどうしたらよいか、ジャズの要素をどのように盛り込んだらよいか・・・。頭がぐらぐらしました。アレンジ以上に大変だったのは弾き方。鍵盤を強く叩く、繊細に弾く、といっても、それぞれに何種類ものレベルがあり、また完全に殻を破ってしまわないととても演奏できませんでした。
前出の「時の流れに(Avec Le Temps)」は私がシャンソンの中で最も好きな曲。レオ・フェレというシャンソン界の大作曲家による作品で、おそらく彼が50代半ばで発表したと思います。原曲はスローなバラード(?)で、聴いていると人生半ばを過ぎた彼の味がひしひしと伝わってきましたが、一方まだまだ人生経験の少ない私が彼と同じスタイルで演奏したら嘘っぽくなる・・・と思い、演奏したくても常にあきらめてきました。ところが、ある日ピアノでたまたまこの曲をラテン調で弾いてみたところ、不思議にどこかしっくりくるものがありました。そして、「レオ・フェレ氏のような味は到底出せないが、多少の経験は積んできた今の自分を素直に出せばいいのだ」という気持ちとそのラテンスタイルが自分の中でぴったり合い、ついにやってみることにしました。これはピアノトリオで、渋めの、かつ情熱的なラテンに仕上げました。
第1部、第2部でそれぞれ1曲ずつオリジナルを演奏しました。「カーニバル(Carnival)」と「カプリチオ(Capriccio)」。自分自身を一番表現できるのはやはりオリジナルでした。特に後者はトリオだったのでおふたりのリズムに支えられ、途中で今までに味わったことのないスリル感が体中を走りました。
アンコール曲は、何故?と思われそうですがビートルズ関連の曲を2曲ピアノで演奏しました。「イマジン(Imagine)」と「ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes The Sun)」です。特に後者は私がビートルズ曲で最も好きな曲。一度大きな舞台で思い切り弾いてみたいと思っており、この日ついに実現しました。自分でも驚きましたが、この2曲は意外にも大好評でした!
個人的に反省するところは色々ありましたが、思い出に残る、いいリサイタルになりました!神崎さんの柔らかみのあるベースと定岡さんの切れ味のいいドラム・・・このお二人の存在は大きかったです。おかげさまで、お客様にもとても楽しんでいただけたようです。
年を経る毎に感じるのですが、本当に多くの方々のお力に支えられて、ひとつのリサイタルやライブが開催できます。自分がこのとき一部運営に携わってみて、そのことを特に痛感しました。

ここではご紹介できなかった方々も沢山いらっしゃいますが、このリサイタル開催にご協力くださった全ての皆様に御礼申し上げます。どうもありがとうございました!
演奏曲目
第1 部 ピアノソロ
ラ ヴ/L-O-V-E(Bert Kaempfert,Milt Gabler)
アイヴ・ゴット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング/I’ve Got The World On A String(Harold Arlen)
サイドワインダー/The Sidewinder(Lee Morgan)
小さな花/Petite
Fleur(Sidney Bechet)
ポートレート・オブ・シドニー・ベシェ(「ニューオーリンズ組曲」より)/Portrait of Sidney Bechet (from“ New Orleans Suite”)(Duke Ellington)
カーニバル/Carnivals(梅田玲奈)
ウォンカズ・ウェルカム・ソング ~ オーガスタス・グループ(映画「チャーリーとチョコレート工場」より)/Wonka’s Welcome Song ~Augustus Gloop (from“ Charlie and the Chocolate Factory”)(Danny Elfman)
第2部
プレイ・ピアノ・プレイ/Play, Piano, Play(Erroll Garner)
ロデオ・ドライブ/Rodeo Drive (High Steppin’)(Joe Sample)
セイ・イット/Say It (Over And Over Again)(J. McHugh, F. Loesser)
カプリチオ/Capriccio(梅田玲奈)
時の流れに/Avec Le Temps(Léo Ferré)
マイ・ウェイ/My Way(P. Anka, J. Revaux, G. Thibault, C. François)
C ジャム・ブルース/C Jam Blues(Duke Ellington)
梅田玲奈ジャズピアノリサイタル
(2005年3月4日(金)高松テルサにて)
ジャズクラブ等でのライブはそれまでにもやっていましたが、ホールでのリサイタルはこれが初めてでした。
ある方のご提案により実現したこのリサイタル。運営に携わってくださった方々も私も、ゼロからリサイタルを企画するのは初めてで、分からないことが沢山ありましたが、逆にそれが楽しいところもあり、私自身どこかうきうきしながら準備を進めていたような気がします。
しかも本番は私の誕生日!とはいっても全然特別な年齢ではありませんでしたが(笑)。また、これがバースデーコンサートだったわけでもありません。
チラシ裏に載せる推薦文はFM高松ディレクターのアンリさんと、よくご一緒しているシャンソン歌手の別府葉子さんに、そしてプログラムに載せる「ごあいさつ」はクラシックピアノの恩師・花崎桂子先生に書いていただきました。
このリサイタルは完全ピアノソロで3部構成。第1部はジャズスタンダード、第2部はオリジナル、第3部はジャズ以外の音楽でした。
MCはFM高松の菅ゆりさん。番組で以前ご一緒させていただいていたのが縁で、このとき担当してくださることになりました。
さすがに最初は少々かたくなってしまいましたが、だんだん調子が出てきて、オリジナルではやっと自分が出せるようになりました。そのうちの1つ、「スピニング・アラウンド(Spinning Around)」という曲ですが、長年温めてきた曲でした。車のコマーシャルで登場するような絶景を車で疾走するのを想像していたらメロディーが浮かんできたというものですが、この曲をきちんとしたものに仕上げるだけの技術がなく、10年目にしてやっと完成させました。個人的にはお気に入りなのですが、エネルギーを消耗するので、弾くのにヨイショが要る曲です(汗)。
演奏曲目の中からもうひとつ取り上げるならば、第3部の最後に弾いたアストル・ピアソラの「リベルタンゴ(Libertango)」。ヨー・ヨー・マの名演に魅せられてこの曲に取り組みましたが、結果的にちょっと激しい、情熱的なものになったような気がします。当時、確か車のCM(車のCMが好きなのだろうか、私?)でこの曲が使われていましたが、オーケストラバージョンでとても雄大さを感じさせるもので、とても好きでした。いい参考になったのをおぼえています。アドリブ部ではタンゴの雰囲気を保ちつつ、とにかく展開しまくって、盛り上げていきました。
初めてのリサイタル、出せるものを出し切ったと思います。そして、本当にいろいろな方々にお世話になりました。ありがとうございました。お客様からは、楽しかった~♪という声が多く、とても嬉しかったのですが、一方で的を射たご意見もいただきました。緊張するのはよく分かるが最初からドンと構えて演奏してほしかった、終わり方がよく似た曲が多かった、ピアノソロもいいけれど他の楽器の音も聴きたい、等々。次回のリサイタルではこれらの意見をきちんと生かせられるように・・・と心に誓って、翌年の第2回リサイタルに臨むことになりました・・・。
演奏曲目
第1部
煙が目にしみる/Smoke Gets In Your Eyes(Jerome Kern)
サヴォイでストンプ/Stompin’ At The Savoy(Benny Goodman, Chick Webb, Edgar Sampson)
セントルイス・ブルース/St. Louis Blues(W. C. Handy)
クレオパトラの夢/Cleopatra’s Dream(Earl “Bud” Powell)
A列車で行こう/Take The “A” Train(Billy Strayhorn)
パリの四月/April In Paris(Vernon Duke)
第2部
ホレスに捧ぐ/A Song For Horace(梅田玲奈)
街の灯/City Lights(梅田玲奈)
スピニング・アラウンド/Spinning Around(梅田玲奈)
第3部
ジュピター/Jupiter(Gustav Theodor Holst)
シャンソンメドレー:
サ・セ・パリ/Ça C'est Paris(Jose Padilla)
枯葉/Les Feuilles Mortes(Joseph Kosma)
ミラボー橋/Le Pont Mirabeau(Léo Ferre)
忘れじのおもかげ(シー)/ She(Charles Aznavour)
リベルタンゴ/Libertango(Astor Piazzolla)